第5回アジアパラ競技大会
(2026/愛知・名古屋)

マスコット
キャラクター
募集

採用作品賞金100万円(税込)

第5回アジアパラ競技大会(2026/愛知・名古屋)の マスコットの名前が決定しました

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この応募の受付は終了しました

全国より185点の作品をご応募いただきました。
また、8月6日(火)から8月12日(月)の間に行った
候補案に関する意見募集でも
たくさんのご意見をお寄せいただきました。
たくさんのご応募・ご意見ありがとうございました。

01

はじめに

アジアパラ競技大会とは

アジアパラ競技大会は、国際パラリンピック委員会(IPC)の地域委員会であるアジアパラリンピック委員会(APC)により4年に一度開催され、アジアの45の国と地域が参加します。極東・南太平洋地域の身体障害者のスポーツ大会として、日本の呼び掛けで1975年に第1回大会が開催されたフェスピック競技大会(旧極東・南太平洋身体障害者スポーツ大会)は、2006年まで9回行われました。その後、フェスピック競技大会の実績を引き継ぐとともに、アジア地域におけるパラリンピック・ムーブメントの推進と競技スポーツのさらなる進展を図るためアジア地域のパラスポーツの総合競技大会として、第1回アジアパラ競技大会が2010年に中国・広州において開催されました。

愛知・名古屋2026
アジアパラ競技大会の開催意義

愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会の開催は、スポーツ界にとって東京2020オリンピック・パラリンピックの次なる大きな目標となり、拡大するアジアとの交流を一層深める機会となるなど、日本全体にとっても大変意義のある大会であることに加え、愛知・名古屋が、日本、さらにはアジアのパラスポーツをリードすることにより、障害への理解促進や、障害のある方の社会参加の促進に大きな役割を果たし、ひいては、多様性を尊重し合う共生社会の実現に貢献する大変意義のある大会です。

愛知・名古屋2026
アジアパラ競技大会のコンセプト

  • アスリートセンタードの視点

  • 既存施設の活用

  • 先端技術の駆使

  • 伝統と県民・市民性に
    触れるおもてなし

  • アジアパラ競技大会の開催を誇りに、
    さらなるパラスポーツ文化の普及へ貢献

  • 共生社会の実現

02

マスコットの制作に
当たって

愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会のマスコットは、大会ブランドイメージとプレゼンテーションの非常に重要な要素です。愛知・名古屋らしさや親しみやすさなど、世界中から共感を得られるものであることが求められます。このことをご理解いただき、創造性豊かな大会マスコットのデザインを制作していただくよう、お願いいたします。

大会スローガン

IMAGINE ONE HEART こころを、ひとつに。

競技場に立つパラアスリートたち、ひとりひとりの熱い想いを、私たちは想像できること。また、想像してみようと促すことで、誰もがこころをひとつにする大会となるように言葉を開発設計しました。アジア競技大会愛知・名古屋「IMAGNE ONE ASIA ここで、ひとつに。」と対になり、その意味をさらに深める言葉としました。

大会エンブレム

20th Asian Games Aichi-Nagoya 2026

アジア競技大会エンブレムデザインの構成要素を使うことで、アジア競技大会との連携を図り、パラアスリートの方々の燃え盛る熱きこころを温かみのある色彩で表現しました。愛知・名古屋大会から今後のアジアパラ競技大会へ絶えることなく熱きこころが繋がっていく持続性も表しています。

マスコットデザインとして求める要素

  • 愛知・名古屋大会のコンセプトや大会スローガン・エンブレムとの統一感等、大会の理念を踏まえていること(論理性)
  • 多くの人に愛される幅広い支持を得られるマスコットであること(共感性)
  • 愛知・名古屋らしさを感じることができること(象徴性)
  • オリジナリティにあふれ、個性的であること(独創性)
  • デザインとして優れていること(審美性)
  • アニメーション、ライセンス商品や大会案内など、さまざまな媒体で展開可能であること(展開性)
  • カラーやモノクロ、拡大縮小で再現してもデザインイメージの変化が少ないこと(再現性)
  • 都市景観に賑わいを与える広報・PR要素を含む装飾性があること(装飾性)
  • 国際パラスポーツ大会の象徴としてふさわしいこと(国際性)
03

応募資格・提出方法

応募資格•応募点数

  • 年齢:2024年6月1日時点で18歳以上の方(18歳未満の方は下記を参照してください)。
  • 国籍:日本国籍の方または日本在住の方(日本国内の住民票をお持ちの方)。
  • 経験、受賞歴の有無等は問いません。
  • 個人またはグループ(10名以内)での応募が可能です。
  • グループの場合、代表者が年齢等の資格(上記)を満たしている場合は、構成員が資格を満たしていなくても応募することができます
    (例えば、グループの構成員であれば18歳未満の方であっても応募が可能)。
  • 法人単位による応募はできません。
  • 応募点数は1人(1グループ)3作品までとします。

※ある個人が、4作品以上応募した場合、個人及びグループの両方で合計4作品以上応募した場合、
複数のグループにまたがって4作品以上応募した場合は、いずれの応募も無効となります。

提出方法

公益財団法人愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会組織委員会(以下「組織委員会」といいます)が運営する、本サイトの応募専用フォームからご提出ください。

※他の方法での応募は受付できません。

提出様式

  • マスコット基本デザイン案及び競技別デザイン案の各データはjpgファイル(jpegを含み、以下同様です)(2MB以内)又はPDFファイル(2MB以内)の形式で提出してください。
  • 募集サイトの入力フォームに従い「ネーミング、プロフィール、制作意図、特徴」をご記入ください。
  • 応募フォームには、応募者(制作者)の情報として、氏名、郵便番号、住所、生年月日、電話番号及びメールアドレスをご記入ください。グループ応募の場合は、グループ名、グループ代表者(制作責任者)及びグループの全員分の情報をご記入ください(代表者以外の電話番号及びメールアドレスを除く)。
  • 作品は描画ソフト(種類は問いません)により作成したものを提出してください。

受付期間

2024年6月12日(水)正午~
7月4日(木)正午

※締め切り間際は募集サイトが混雑しつながりにくくなることが予想されますので、お早めにご提出ください。

提出後の注意事項

提出内容(デザイン案、ネーミング等)を組織委員会の選考結果発表前に第三者に公開した場合は、応募を無効とさせていただきます。なお、作品を提出した事実自体を第三者に伝えることについては、問題ございません。

04

提出物について

デザインの基本ルール

マスコットの「デザイン」「ネーミング」「プロフィール」「制作意図と特徴」を制作してください。

提出物

  • マスコット基本デザイン案/正面デザイン・背面デザインを各1枚(A4横サイズ)
  • マスコット競技別デザイン案/選択した2種の競技ポーズを各1枚(A4横サイズ)
  • ネーミング・プロフィール・制作意図と特徴などマスコットの設定/応募フォームからそれぞれ提出

※作品は描画ソフト(種類は問いません)により制作したものをjpgまたはPDFデータにて提出してください。写真に撮ったものは応募できません(最終的に描画ソフトで仕上げていただければ、制作過程において手書きの工程が入ることは問題ありません)。

※最終審査候補作品、採用作品の決定にあたり、制作過程に関する記録や制作段階におけるスケッチ、デッサン等の関連資料を確認させていただく場合がありますので、これらは破棄せず保管してください。

※作品は、オリジナルのもの(独自に制作した未発表のもの)に限ります。AIによる画像生成は著作物の権利判断が困難であることから、禁止とします。

※なお、提出物の条件等の詳細に関してはFAQもご確認いただき、ご不明な点はお問い合わせください。

01
マスコット基本デザイン案

マスコットの魅力を発揮している基本ポーズ案
〈正面・背面〉

制作例

〈正面〉
〈背面〉
  • 用紙サイズ/A4横 フルカラー jpgまたは
    PDFデータにより提出

※ただし、今後の審査の過程で、6面図(正面、背面に加えて左側面、右側面、平面、底面の別アングル4点のデザイン案)もご制作いただきます。

02
マスコット競技別デザイン案

マスコット競技ポーズを
下記の A群、B群から各一つずつ選択
【A群】ボッチャ、ゴールボール、バレーボール(座位)
【B群】自転車競技、アーチェリー、射撃

制作例

〈ボッチャ〉
〈バレーボール(座位)〉
〈自転車競技〉
  • 用紙サイズ/A4横 フルカラー jpgまたは
    PDFデータにより提出
03
ネーミング・プロフィール・制作意図・特徴などマスコットの設定
  • マスコットネーミング
    日本語表記/ローマ字表記(各20字以内)で記載すること
  • マスコットプロフィール
    氏名等、応募者が特定できる情報は記載しないこと
  • マスコットの制作意図(200文字以内)
  • マスコットの特徴(200文字以内)

上記を、応募フォームに入力しご提出ください。
なお、ネーミング・プロフィール・制作意図・特徴はあくまで審査に当たっての参考案とさせていただきます。デザインが採用された場合でも、マスコットの設定がそのまま採用される訳ではありません。マスコットの設定については制作者と協議の上、組織委員会が決定いたします。

【提出内容の参考例】杭州2022アジアパラ競技大会マスコット
©AsPC

飛飛
  • ネーミング
    飛飛(フェイフェイ)
  • プロフィール
    「飛飛」のデザインは、杭州の歴史、人・文化、技術革新などが融合されており、人間と自然の調和のとれた共存の希望が込められています。また「飛飛」は先史時代の杭州の良渚文化における「神鳥」の一般的なモチーフに基づいており、「神鳥」は福音を伝えるとされているため、「飛飛」は文化と幸福の使者でもあります。
  • 制作意図
    「飛飛」という名称のうち、一つ目の「飛」は飛躍を意味し、空高く自由に飛ぶ鳥には、人類社会に包容、尊重、友愛という良いムードが漂うことを願う思いが込められています。二つ目の「飛」は自分の夢を追いかけるパラアスリートの不屈の精神を表しています。
  • 特徴
    「飛飛」の羽から頬にかけて施された模様は、良渚文化のシンボル的模様で、羽を大きく広げている姿からは生き生きとした力を感じることができます。マスコットの顔にある「i」は「intelligence」の頭文字で、知性や知恵を象徴しています。45の点から成る胸のリングは、アジアパラリンピック委員会の45の国と地域が集まる喜びを象徴しています。

【その他マスコットデザインの参考例】

インドネシア2018アジアパラ競技大会マスコット
©AsPC

インドネシア2018アジアパラ競技大会マスコット

仁川2014アジアパラ競技大会マスコット
©AsPC

仁川2014アジアパラ競技大会マスコット

広州2010アジアパラ競技大会マスコット
©AsPC

広州2010アジアパラ競技大会マスコット
05

マスコットデザイン
制作条件

マスコット制作にあたって
満たしていなければいけない条件

応募するマスコットを制作する際は、以下①~⑦の制作条件を遵守してください。

  • 大会のエンブレムをマスコットの基本ポーズの身体の正面に完全な形で入れること
    (衣服類等取り外せるものに入れるのは不可)。

    ※マスコット制作用の大会エンブレムデータは募集サイトよりダウンロードし、お使いください。

    ※大会エンブレムはマスコットをA4サイズで出力した際に視認できる大きさで使用してください。

    ※大会エンブレムは、周辺の背景色は白とし、フルカラーをお使いください。

  • アジアパラ競技大会で行われる、すべての競技ポーズの描写ができること。
    →アジアパラ競技大会実施競技一覧
  • 言葉を出さずに広範な感情のレパートリーを表現することができること。
  • マスコットには性別を設定しないこと。
  • マスコットは、単体のみとすること(複数のマスコットで構成されるものは不可)。
  • マスコットのネーミングは、独創的で本大会の価値観またはマスコットの性格を反映し、本大会を象徴する名称としてふさわしいものであること。
  • マスコットのデザイン画に、「愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会開催都市契約」に基づき、IPCハンドブックに定めるパラリンピックの所有物(シンボル、エンブレム、旗、パラリンピックの他の大会に関連するイメージ要素(聖火等)を含むがこれらに限られない)を含めないこと。

制作にあたっての注意事項

以下に該当するものは審査の対象外となりますのでご注意ください。

  • 上記制作条件に満たないデザインのもの。
  • マスコットデザイン案、ネーミング、プロフィール、制作意図、特徴のいずれかに応募者氏名などの個人を特定できる情報が記載されているもの。
  • マスコットの構成要素として大会エンブレムが入っていないもの。
  • 広く認知されているマスコット/キャラクターと混同されるおそれのあるもの。
    (例:既存のマスコット/キャラクターに類似しているもの)
  • 既存のマスコット/キャラクターをアレンジしたもの。
  • 過去のオリンピック・パラリンピックのマスコットをアレンジしたもの。
  • 知的財産権による保護の対象とならないこと、または第三者の著作権や商標権等の権利を侵害することが明 らかであると認めたもの。
  • 既に公表されているもの(Webに掲載されたものも含む)と同一または類似のもの。
  • 応募後に、「デザイン」「ネーミング」「プロフィール」「制作意図」「特徴」を、組織委員会の選考結果発表前にWeb、SNS等へのアップロードその他第三者に公開したもの。
  • 政治的・宗教的・商業的メッセージ・反社会的な要素、誹謗中傷を含むもの。
  • 性別、文化、人種、民族、障がいに基づく差別・偏見を含むもの。
  • 公序良俗その他法令の規定に反するもの。
06

審査

愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会マスコット制作検討委員会及び選定委員会にて審査を行い、組織委員会の理事会にて採用作品を最終決定いたします。

審査にあたり考慮する項目

  • 愛知・名古屋大会のコンセプトや大会スローガン・エンブレムとの統一感等、大会の理念を踏まえていること(論理性)
  • 多くの人に愛される幅広い支持を得られるマスコットであること(共感性)
  • 愛知・名古屋らしさを感じることができること(象徴性)
  • オリジナリティにあふれ、個性的であること(独創性)
  • デザインとして優れていること(審美性)
  • アニメーション、ライセンス商品や大会案内など、さまざまな媒体で展開可能であること(展開性)
  • カラーやモノクロ、拡大縮小で再現してもデザインイメージの変化が少ないこと(再現性)
  • 都市景観に賑わいを与える広報・PR要素を含む装飾性があること(装飾性)
  • 国際パラスポーツ大会の象徴としてふさわしいこと(国際性)

マスコット制作検討委員会・マスコット選定委員会

制作検討委員長・選定委員長

  • 廣村 正彰

    廣村 正彰グラフィックデザイナー/廣村デザイン事務所 代表取締役

    1954年愛知県生まれ。田中一光デザイン室を経て、1988年廣村デザイン事務所設立。グラフィックデザインを中心に、美術館や商業、教育施設などのCI、VI計画、サインデザインを手がけている。主な仕事に、日本科学未来館、すみだ水族館、9hナインアワーズ、アーティゾン美術館、石川県立図書館、名古屋造形大学、LOFTのアートディレクション、東京2020スポーツピクトグラム開発、WDO世界デザイン会議東京2023など。主な受賞歴に、毎日デザイン賞、KU/KAN賞、SDA大賞、グッドデザイン金賞、DSA大賞ほか。著作『デザインからデザインまで』(ADP)他。

制作検討委員・選定委員
(順不同/五十音順)

  • 芦塚 倫史

    芦塚 倫史中京大学スポーツ科学部スポーツマネジメント学科 准教授

    民間企業でのスポーツビジネスのキャリアを経て、中京大学スポーツ科学部の専任教員に。同学部のスポーツマネジメント学科の設立時(2021年4月)より現職。「スポーツマーケティング論」、「スポーツマネジメント演習」、「ゼミナール(スポーツマーケティング)」および「ダイバシティ社会論」などの授業を担当している。英国の大学院の修士課程に留学し、経営学修士(サッカー産業MBA)を取得。

  • 伊藤 豊嗣

    伊藤 豊嗣グラフィックデザイナー/名古屋造形大学 学長

    1958年三重県生まれ。1981年三重大学教育学部美術科卒業。1984年デザイン事務所設立。主な受賞歴に、公益財団法人日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)ポスター大賞1993、JAGDA新人賞1994、第15回ワルシャワ国際ポスタービエンナーレ1996銅賞(ポーランド)、平成14年度名古屋市芸術奨励賞、上海万博(2010)・国際ポスターコンペティション名誉賞、第62回全日本広告連盟名古屋大会(2014)シンボルマークコンペ採用、PosterStellars 2022 第2回国際ポスターコンペティションPolitical部門銅賞(アメリカ)他。

  • 田口 亜希

    田口 亜希公益財団法人日本財団パラスポーツサポートセンター推進戦略部ディレクター/パラリンピアン

    大阪生まれ。学校卒業後、郵船クルーズに入社。客船「飛鳥」にパーサーとして乗務。25歳の時、脊髄の血管の病気を発症し、車椅子生活になる。退院後、友人の誘いでビームライフル(光線銃)射撃を始め、その後実弾を使用するライフル射撃(エアーライフル銃、22口径火薬ライフル銃)に転向。アテネ、北京、ロンドンと3大会連続でパラリンピックに出場。アテネでは7位、北京では8位に入賞。東京2020大会ではエンブレム選考委員、マスコット審査会委員等を務めた。

  • 田中 里沙

    田中 里沙事業構想大学院大学 学長

    広報・広告・マーケティングの専門誌「宣伝会議」の編集長、取締役編集室長を経て、2016年に地方創生と新規事業の研究と人材育成を行う、学校法人先端教育機構「事業構想大学院大学」(名古屋校はJRゲートタワー27階)学長に就任。企業や自治体、他大学との連携による新事業、イノベーション、地域ブランディング等を企画し、推進する。「クールビズ」「育業」ネーミング、東京2020エンブレム、大阪・関西万博キャラクター、G7広島サミットロゴ等の審査員、政府広報アドバイザーのほか、審議会委員を務める。三重大学理事(広報・ブランディング担当)

  • 宮下 浩

    宮下 浩アジア・アジアパラ大会エンブレム制作者/グラフィックデザイナー

    1961年、愛知県岡崎市出身。愛知県立芸術大学大学院美術研究科デザイン専攻修了。愛知産業大学造形学部デザイン学科准教授を退任後、現在、グラフィックデザイナー。主な受賞歴に、世界ポスタートリエンナーレトヤマ'97/'09 入選、おいしい東北パッケージデザイン展2017 審査委員賞(福島治賞)等。

選定委員
(順不同)

  • 石原 万鈴

    石原 万鈴中京大学

    愛知県一宮市出身。中京大学在学。元パラ水泳競技者。専門種目は自由形短距離。2024ジャパンパラリンピック100m自由形優勝、50m自由形2位。先天性右前腕欠損。水泳を始めたきっかけは、小学校の体育の授業で遅れをとらないようにスイミングに通ったこと。中学生でパラ水泳に出会い、約10年間競技者として戦った。

  • 加治 良美

    加治 良美NTP名古屋トヨペット株式会社所属

    愛知県岡崎市出身。中学2年生の時に交通事故で両足を切断し、その後、リハビリの医師に紹介されて車いすマラソンに取り組む。33歳の時にカヌーの関係者に誘われて競技を始め、2019世界選手権、2021東京パラ、2023杭州アジアパラにも出場を果たした。2024アジアパラカヌー選手権WKL3クラス1位。

  • 三阪 洋行

    三阪 洋行車いすラグビー 一般社団法人D-beyond 代表理事

    高校生の時にラグビー練習中の事故で頸髄を損傷し、車椅子生活となる。入院中に車いすラグビーと出会い、アテネ、北京、ロンドンと3大会連続でパラリンピックへ出場。引退後は日本代表のアシスタントコーチを務め、2016年リオパラリンピックでは日本初となる銅メダル獲得、2018年世界選手権優勝に貢献。現在は日本、アジアのパラリンピック委員会アスリート委員長に就任し、2020年に自身が代表を務める一般社団法人D-beyondを立ち上げ、パラスポーツの普及とパラアスリートのキャリア形成に尽力している。著書「壁を越える~車いすのラガーマンパラリンピックへの挑戦~」(山川出版社)

審査のプロセス

マスコットデザインは下記のプロセスで選考を進めて参ります。
応募いただいたネーミングは、あくまで参考案として取り扱うものとし、マスコットデザインの決定後、組織委員会にて決定します。
審査過程については、大会公式サイトにて随時ご報告する予定です。個別のお問い合わせにはお答えできませんので、ご了承ください。

  • 形式要件チェック
    (「⑤マスコットデザイン制作条件」にあたる
    事項のチェック)
  • 関連分野の有識者により構成される
    制作検討委員会による
    デザイン・プロフィール等のチェック
  • アスリート等を加えた選定委員会による
    デザイン・プロフィール等の審査
  • 国内外の商標等の調査
  • 最終審査候補作品を
    一般公表(3案程度を想定)
  • 一般WEB意見募集
  • 一般WEB意見募集の結果を考慮し、
    選定委員会にて採用作品の決定
  • 組織委員会の理事会により
    採用作品の最終承認
  • デザイン決定後に
    選定委員会で議論の上、
    組織委員会としてネーミングを決定
07

選考結果発表に
ついて

結果発表

2024年9月上旬頃に理事会にて決定された後、速やかに発表する予定です。
採用作品の応募者の氏名等の公表の有無については、ご本人と相談の上、対応いたします。

※マスコットのネーミングは、デザインの採用作品決定後に組織委員会が決定します。なお、デザイン採用作品の制作者には、協議の上で、ネーミングの選考に加わっていただく場合があります。

賞金・賞品

【採用作品について】

採用作品を「最優秀賞作品」といたします。

  • 「最優秀賞作品」に対する賞金/100万円(税込み)
  • 賞品/アジア競技大会・アジアパラ競技大会の開会式へご招待いたします。

また、受賞者には、マスコットの展開例等の制作又は監修をお願いすることがございます。
それに関する費用は別途協議のうえ、決定いたします。

【入選作品について】

最終審査候補作品(「最優秀賞作品」を除きます)となった作品を「入選作品」といたします。

  • 「入選作品」に対する賞金/10万円(税込み)

注意事項

応募者は、以下の各事項について承諾したうえで、作品の応募をお願いいたします。
採用作品(及び最終審査候補作品)の決定にあたっては、別途、組織委員会と契約を締結していただく必要があります。

応募作品の知的財産権等について

  • 応募は、その応募作品が「最優秀賞作品」に選考された場合には、当該作品に関する著作権、商標権、意匠権、その他の知的財産権、所有権等の権利を当組織委員会に無償で譲渡するものとします。また、当組織委員会またはその指定する者等により、当該作品につき商標・意匠の出願・登録が行われることがあるため、その旨ご了解いただきます(なお、これらの権利は、「愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会開催都市契約」に基づき、当組織委員会の解散後、APCに移転されます)。
  • 当組織委員会は「最優秀賞作品」を、本大会のマスコットとして用い、当該マスコットをライセンス商品などに利用するほか、動画や立体物の作成及び利用その他の二次的利用を行うことができるものとします。
  • 応募作品のうち「最優秀賞作品」及び「入選作品」について、当組織委員会が、広報・記録等を目的とした印刷物、Web、展示会等にて無償で使用することを、ご了解いただきます。
  • 「最優秀賞作品」及び「入選作品」について、当組織委員会の判断により、応募者にデザイン(書体を含みます)の修正を依頼する場合があります。
  • 応募者には、その応募作品が当該応募者自らが自らのために創作したオリジナルの作品であって、応募者が著作者であること、既に公表されている自ら又は第三者の作品(Web上で掲載されたものも含みます)と同一または類似ではないこと、第三者の著作権を侵害するものではないこと、応募者が認識している限り商標権、意匠権その他の知的財産権等の一切の権利を侵害するものではないことを確約していただき、これらの違反があった場合にはその一切の責任を負うこととします。ただし、応募者は第三者による同一・類似の商標権・意匠権の登録につき調査義務を負うものではありません。
  • 選考にあたり、制作過程に関する情報や参考にした資料、制作段階におけるスケッチ、デッサン等の関連資料を確認させていただく場合があります。関連資料の保存をお願いいたします。

個人情報の取扱いについて

応募者の個人情報については、応募や選考に関するご連絡その他審査事務に必要な範囲のみで使用いたします。APC及び愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会マスコット制作検討委員会及び選定委員会その他審査事務に関わる第三者に必要な限度で提供することがあります。その他組織委員会における個人情報の取扱いについては、大会公式サイトのプライバシーポリシーにご同意していただきます。

応募作品の修正について

デザインについては、愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会マスコット選定委員会及び組織委員会の判断により修正を行う場合があります。また、ネーミング・プロフィール・制作意図・特徴などマスコットの設定を採用する場合にも、内容の一部修正を行う場合があります。

事務局からの問い合わせについて

審査の過程において、必要に応じ、事務局から応募者の情報などに関して問い合わせの上、書類提出を求める場合がございます。

その他応募に関する注意事項

  • 応募に要する費用はすべて応募者の負担とします。その他応募者が応募を行ったことにより被った損失・損害については責任を負いかねます。何らかの障害、事故等でデータファイルが開けない等の問題が発生した場合についても責任を負いかねます。
  • 応募作品は返却いたしません。なお、組織委員会は、ご提供いただいた応募作品の管理に万全の注意を払いますが、天災その他の不慮の事故等に基づく破損、紛失等については責任を負いかねますので、応募作品に係るデータ等のバックアップは各自でご対応ください。ただし最終審査候補作品以外の応募作品のデータは一定期間保管した後に削除または廃棄します。
  • 募集要項の内容も含め、応募に関する一切の事項は、日本法に準拠し、日本法に従って解釈されるものとし、募集要項への同意にもかかわらず応募に関して紛争が生じた場合には、名古屋地方裁判所を専属的合意管轄裁判所とすることをご了解ください。
  • 2024年6月1日時点で18歳未満の方は、代表者が応募資格を満たすグループの構成員であれば、応募することができます。ただし、保護者の同意が必要となります。
  • 応募作品に関する知的財産権その他の一切の権利の全部または一部について、応募後に第三者にこれを譲渡し、移転し、若しくは担保に供する等の処分をし、または出願・登録手続等を行っていることが判明したときは、応募を無効とします。
  • グループでの応募の場合、応募作品の制作に関わった方全員を、グループのメンバーとしてご登録いただきます。また、グループの代表者には、メンバー全員が、この募集要項の内容につき承諾していることを確約していただきます。応募時に登録したメンバー以外の方が制作に関わったことや、メンバーの一部が募集要項に承諾していないことが判明したときは、応募を無効とします。
  • 反社会的勢力、政治結社及び政党、宗教団体等、その他これら準ずる者、関係、関連団体は応募できません。グループでの応募の場合、この条件はすべてのメンバーに適用されます。審査の過程で、上記に該当する応募であると判明した場合には、応募を無効とします。
  • 審査過程については、愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会マスコットデザイン募集サイトにて随時ご報告する予定です。個別のお問合せにはお答えできませんので、ご了承ください。

応募に関するFAQ

制作コンセプト全般

Q
マスコットは大会でどのように活躍しますか。
A
大会広報の「顔」として、大会開催前から様々なプレゼンテーションで用いられるほか、立体物となって商品展開が行われたり様々なイベントに出演したりと、多くの場面で活躍していきます。
Q
募集要項の「はじめに」に記載されている意義やコンセプトについて、優先順位はありますか。
また、すべてを含める必要はありますか。
A
優先順位はありません。また、その一つを選ぶのも複数を選ぶのも自由です。コンセプトをきっかけとし、ご自身の創造力・クリエイティビティを存分に発揮してください。
Q
マスコットプロフィールには募集要項に記載されている意義やコンセプトを入れる必要はありますか。
A
制作の基本要件としてご認識ください。200字の中に含まれている必要はありません。応募作品のプロフィールは皆様でご検討ください。
Q
大会コンセプトについて教えて下さい。
A
大会コンセプトは、大会の運営の基本的な指針となるものです。詳細についてはこちらをご覧ください。
Q
募集要項の「マスコットデザインとして求める要素」に「国際パラスポーツ大会の象徴としてふさわしいこと(国際性)」とありますが、国際パラスポーツ大会の象徴とはどういうものですか。
A
特に基準は設けませんので、皆様がそれぞれ考える国際パラスポーツ大会の象徴となるデザインを、自由に表現してください。

応募資格・応募点数

Q
18歳未満ですが、応募はできないのでしょうか。
A
18歳未満の方であっても、年齢などの条件を満たす代表者を含むグループで応募することができます。
Q
日本国籍はありませんが、現在は日本に居住しています。ただ、近々帰国する予定です。応募できますか。
A
応募時点で日本国内の住民票をお持ちであれば応募は可能ですが、ただし、その後の審査の過程で連絡が取れない場合、選考の対象とできないことがありますのでご留意ください。
Q
年齢、国籍、日本在住についてはどのように確認するのですか。
A
選考の過程や採用の際に、運転免許証や住民票、戸籍謄本、パスポートの写しなどの書類を提出いただきます。
Q
なぜ1人(1グループ)3点限りなのですか。
A
できるだけ多くの方の作品をしっかりと審査したいと考えているためです。
Q
11名以上で応募をしたいのですが。
A
グループのメンバーが増えると権利関係等が複雑になるおそれがあることから、今回は10名での応募を最大とさせていただきました。

マスコットの制作方法について

Q
描画ソフトを使ったデザイン作成の手順を教えてください。
A
作成する環境や使用する描画ソフトによって異なりますので、使用される描画ソフトのヘルプ・取扱説明書をご確認ください。

提出様式について

Q
デザイン案のテンプレートはありますか。
A
デザイン案についてはA4横型であれば定型テンプレートは特段用意しておりませんので、ご自由に制作してください。ただし、審査の基準を統一するため、背景色は白でお願いします。
Q
「魅力を発揮している基本ポーズ案」とありますが、
魅力を発揮しているポーズとは具体的にはどういうものですか?
A
制作されたマスコットの魅力が一番伝わると思われるポーズになります。特に指定はありませんので、ご自由にデザインいただいて結構です。
Q
マスコット競技ポーズについて、A群から2つ選んだり、指定されている競技以外の案を追加して提出してもよいですか。
A
審査の公平を期すため、指定以外のデザイン案での提出は認めていません。
Q
メンバー全員の住所や生年月日が必要なのはなぜですか。
A
どなたがマスコットの制作に携わっているかを明確にするためです。4作品以上のマスコットの制作に同一人物が携わっていたことが判明した場合、いずれの応募も無効となります。
Q
なぜ手書き作品の郵送の応募は受け付けていないのでしょうか。
A
今回募集しているのは絵画作品ではなく、様々なツールや媒体での展開が可能なマスコットのデザインです。最終的に採用された作品は前記のような展開を想定しているため、作者にデジタルデータでの納品をお願いしています。郵送物では編集可能なデータ形式とはなりませんので、描画ソフトでデザインを制作していただく必要があります。

マスコットの制作条件

Q
マスコットに入れるエンブレムはどうしたらいいですか。
A
こちらで用意していますので、ダウンロードしてお使いください。
Q
マスコットに入れるエンブレムのサイズに規定はありますでしょうか。
A
サイズの規定はありませんが、提出されるデザイン(A4サイズ上)において十分に視認できる大きさを確保していただくことを推奨いたします。
Q
マスコット競技別デザイン案は、競技中のポーズでなくても問題ないでしょうか。
A
すべての競技ポーズの描写ができることが制作条件であるため、競技中のポーズで作成してください。
Q
マスコットに性別を設定しないとはどういうことですか。
A
プロフィール上、「男・女」の設定を行わないようにしてください。
Q
マスコットに性別を設定しないということですが、見た目が明らかに男、女と判るものはNGということでしょうか。
A
見た目の性別は、どの様に見えても問題ありません。マスコットの性別を設定しないようにしてください。
Q
「既に公表されているもの」は審査の対象外とありますが、
SNSで限られた友人しか閲覧できない状態でウェブに公開したデザインがあります。
これは審査の対象外になりますか。
A
SNSであっても、不特定又は多数の人に知られた作品や、知られる可能性のあった作品は応募しないでください。そのことが明らかになった場合は採用されません。
Q
「既に公表されているもの」は審査の対象外とありますが、
職場や学校などで他人に見せている場合はこれに含まれますか。
A
職場や学校であっても、他人に見せた作品は応募しないでください。そのことが明らかになった場合は採用されません。
Q
応募した作品をウェブやSNSでアップしてもよいですか。
A
応募した作品をウェブやSNSでアップしないでください。そのことが明らかになった場合は採用されません。ただし、応募した事実自体を公表していただくのは問題ございません。
Q
自分の作品が第三者の著作権や商標権を侵害しているかわかりません。どうしたらよいですか。
A
特段の専門的な調査等を求めるものではありません。応募作品を制作される際に、第三者の作品・デザインをそのまま模倣したり、その全部または一部の要素を無断で流用して制作したりしないようにしてください。著作権や商標権に関しては、組織委員会においても可能な限り調査いたします。

審査・結果発表

Q
審査の考慮項目が列挙されています。この中で最も重視するものは何ですか。
また、順位があれば全て教えてください。
A
いずれもマスコットにとって必要な機能であり、現時点では優先順位はありません。
Q
開会式へは何人招待してもらえるのでしょうか。
A
採用作品の応募者を開会式にご招待します。グループでの応募の場合は、グループ全員をご招待いたします。
Q
審査の流れについて教えてください。
A
募集要項に記載がありますので、ご確認ください。
Q
審査基準を教えてください。
A
募集要項に記載がありますので、ご確認ください。
Q
「カラーやモノクロなど拡大・縮小で再現してもデザインイメージの変化が少ないこと(再現性)」とありますが、どの程度のサイズまで縮小されるのでしょうか?
A
用途についてはまだ確定していませんが、例えば小さいサイズのものではピンバッジのようなものに使用されることが想定されますので、基準として参考にしていただければと思います。
Q
愛知・名古屋らしさを感じることができること(象徴性)とありますが、
この点が何らか表現されていないと判断された場合、対象外になるのでしょうか?
A
マスコットは、愛知・名古屋の文化や魅力を表現しきれなかった場合でも、総合的に判断させていただきます。
Q
審査員に外国の方は入るのでしょうか?
A
現在その予定はなく、日本国内のメンバーで構成された委員会となる予定です。
Q
一般意見募集とはどのように実施するのでしょうか。
A
WEBを活用し一般の皆様に候補案についての意見募集を行います。詳細については意見募集開始後、愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会 マスコット募集サイトにてご確認ください。

注意事項の内容

Q
制作段階におけるスケッチ、デッサンなどを確認する場合があるのはなぜでしょうか。
A
審査過程や採用後において、万が一、他に類似するものが発見された場合に、応募作品がオリジナルであることを証明できる可能性があるためです。制作過程でスケッチやデッサン等を作成した場合には保存いただきますようお願いします。
Q
デザインの修正とは何ですか。どの程度、修正される可能性があるのでしょうか。
A
採用作品や最終審査候補作品を選ぶにあたり、商標登録・意匠登録等を鑑み、必要な範囲で修正を行うことがあります。どのような場合に、誰が、どの程度の修正を行うかについては、今後マスコット制作検討委員会・選定委員会で検討・決定してまいります。

応募作品について

Q
提出した応募作品のデータ、資料等は返却されますか。
A
返却いたしませんので、あらかじめご了承ください。

マスコットのライセンスについて

Q
採用作品が商品化された際、応募者の名前が記載されたり、応募者にロイヤリティは発生したりしますか。
A
募集要項に記載したとおり、採用作品に係る一切の権利を無償で譲渡をいただくことなどを応募の条件としております。採用後の商品化に際して、採用作品の応募者にロイヤリティなどは発生しませんし、応募者の名前も明記されません。